東海道新幹線700系動力車 717-2 号機 

実車プロフィール

 

 

模型プロフィール

● メーカー: KATO
● 品名: 717-2
● 品番: 4401
● 発売年 : 2005年発売
● 購入日 : 2006年10月新品購入

諸元と分解調査

 この車両は、東海道新幹線 700系 の中の動力車である。

 

■ 分解調査

 まず、車体を取り外した動力部の状態をから観察しよう。 手作りの室内灯ユニットは動力ユニットから取り外しています。 下左の写真。 そして、床下カバーを外します。 下右の写真。

 そして、台車をTOMIXと同様に、台車の横の部分をこじって取り外します。 外した床下カバーの奥に見える座席シートの爪と、側面のひっかりを外すと、座席シートを取外す事ができます。 すると下右の写真のようにモータが見えてきます。 上側の小さな爪部品を外すとモータも取外すことが出来ます。

  さらに、集電シューを止めている小さな穴のひっかりを外すと集電シューもはずせますので、接触部の汚れをクリーニングすることが出来ます。

 分解した部品を並べてみました。

 座席シートの表側(下左の写真)と裏側(下右の写真)の状態です。

 フレームはダイキャストの一体成型品です。

 床下カバーの側面には、気動車特有の複雑な機器類をレリーフ状に整形してありますが、凝っていますね。

 次にモータを見てみましょう。

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 このタイプのモーターは、スキューの無い KATO の第3期のモータです。 「KATO製電気機関車 第3期 フライホイール型モデルのモータ 追加」(2016/10/22)を参照ください。

 磁石部分の青と白のマーキングを見ると、同時期に生産されていた電気機関車モデルと同じモータを使っているようですが、フライホイールがありません。 この電車系のモデルには、まだニーズが無かったのか、あるいは、フライホイールを収めるスペースがなかったのでしょうか?

 

 次に台車を見てみましょう。 構造としては他のモデルと同じですね。

 次に、特殊なカプラーを見てみましょう。

 このカプラーを受止める床下カバーには、φ0.9mm のピンが両側に形成されていますが、さすがに強度が不足しています。 取扱い不注意によりますが、見事に両端のごうけい4本のピンを根元から折ってしまっています。 そこで、φ1.0mm の真鍮棒を使って補修してあります。 上右の写真。

 

 

動力特性

 未調査