E4系 東北・上越新幹線 (Max) 動力車 E455号機 

実車プロフィール

 

模型プロフィール

● メーカー: TOMIX
● 品名: E455
● 品番: ----
● 発売年 : 2005年11付発売
● 購入日 : 2009年11月新品購入

諸元と分解調査

 この車両は、E4系 東北・上越新幹線 (Max) の中の動力車である。

 

■ 分解調査

 車両の斜め上からと下から見てみよう。 シンプルな造形です。

 まず、車体を取り外した動力部の状態をから観察しよう。 下左の写真。 そして、室内灯を外した状態を下右に示す。

 台車の横の部分をこじって台車を外します。 すると、その奥にはウォームと左右の集電シューが見えて来ます。 下右の写真に示すようにウォーム軸を支える前後の白い軸受けが確認できます。 ウォーム軸保持部品と共に、E2系の動力車 E226-300号機の構造と大きく異なっています。 設計的にはこうでなくては・・・・・!

 次に、側面の爪をはずしながら床下カバーを外します。 同様に座席シートも外します。 すると、絶縁ゴムシートに覆われたシャシーが現れます。

 絶縁シートを外し、ウォーム保持部材を外すと、モータも取り出す事ができます。 また、E2系の動力車 E226-300号機のようなノイズ防止用のコンデンサが見当たりません。

 分解した部品を並べてみました。

 座席シートの表側(下左の写真)と裏側(下右の写真)の状態です。 集電シューの接触部が汚れている場合は、ここでクリーニングしておきます。

 フレームはダイキャストの一体成型品です。

 床下カバーの表と裏を下に示します。

 次にモータを見てみましょう。 フライホイール装着のかんモータです。 これも、E2系の動力車 E226-300号機から変更されています。

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 次に台車を見てみましょう。 このモデルには、まだ通電カプラーのための細工はしてありません。

 ゴム製の絶縁( 干渉防止部材?)はいろいろな形状のものが使われています。

 注目していたウォーム軸の保持機構を観察しましょう。 走行性能にNGを出した、E2系の動力車 E226-300号機の構造と大きく異なっています。 ウォーム軸のスラスト軸受けもきちんと設計されいます。 物事が分かる設計技術者の手によるものと推察します。

 また、手こずった連結部の幌の機構も改良されています。 車体の分解組付けもストレス無く、スムースに実施出来ました。

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■ 構造上の疑問点の解消

 E2系の動力車 E226-300号機にて抱いた疑問点について、僅か1年弱の期間で見事に改良されていました。 これで安心して走行を楽しむことが出来るでしょう。

 

 

動力特性

 未調査