HOME >> 鉄道模型工作室 > マイコン式の運転操作台を作ろう 運転を楽しむ
あるきっかけから始めたマイコン式の運転操作台も、試運転の結果をもとに修正を加えて完成とすることにした。
■ マイコン式運転操作台の完成
完成したマイコン式の運転操作台を下に示す。 少し仰々しい筐体であるが機能はぎっしりと詰まっています。
操作盤は、マスターコントロールダイヤルとブレーキダイヤルの他に、車種設定ダイヤルや微調整ダイヤル、進行方向設定スイッチと信号機指定スイッチ、そして6個のポイント操作スイッチを設けています。 さらに、設定したノッチ状態とともに、車速状態も表示するディスプレイも設置しています。
蓋を開けると、整然と(?)と並んだ機器類と配線を見る事ができます。
システムの中心は Arduino UNO のマイコンです。 そしてPWM出力を実行するモータドライバのコンパクトなICです。
この他に、6連のコンデンサが並んだポイント駆動回路や、ダイヤルをコード化するユニットも詰め込みました。
また、チューニングを完了したスケッチを紹介します。 ⇒ Micon-Unteidai-35.html
PWM制御された出力は、キャリヤ周波数が 20Khz に設定しています。 そして、Arduino UNO で実施するための細工を施しています。 このため、このスケッチを参考にされる場合は、D9ポートが使用出来ない事と、デューティ比指定が0〜99までであることに注意してください。
■ 運転状況
いろいろな車両を持ち出して運転会を実施しました。 まず、卓上レイアウトにマッチするたのしい街のSL列車 チビロコセットと、Bトレブルートレインを走らせました。
この時の動画を紹介します。
また、室内灯を装着した電車も走行させました。
まだまだ、運転操作台を使った運転操作は戸惑うことも多く、馴れるにはもっと訓練(?)が必要の様です。 でも、自動運転とは違った楽しみ方を味わっています。
2021/5/13 作成