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鉄道模型工作室  モニタ式の操作盤を作ろう 卓上レイアウトで操作する

 先回紹介したProcessing を使った運転台コントローラの例について、自分用に新しい操作盤を作るためのお手本とするねらいで、Processing の記述方法を覗いて来ました。 そして、このソフトの使い勝手を卓上レイアウトで調べてみました。

 

■ 今度は卓上レイアウトで走らせて見る

 このサンプルプログラム内容の追跡は半分理解した状態で諦めましたが、先回は、このプログラムを机上のモデルを使って走らせて見ました。 正常に機能していましたので今度は、実際の卓上レイアウトで車両を走らせることにしました。

 でも音声データがダミーですので音がしないのがやっぱり寂しいです。 何か代わりになる効果音を探してネットの無料サイトを探し、それらしき音を使って対応する事にしました。 レバーのクリック音などは、スイッチや鍵を開ける音など、類似のもので代用しています。

 ハード回路はラズパイでのシステムで使用した制御機器をそっくり活用しました。 ポイント駆動回路はマイコン側が未対応のため、未接続の状態です。 

 また、アプリの自動起動スイッチやシャットダウンボタンは不要なのでとりさっています。

 全体の様子を下に示します。 ノートパソコンが意外と大きいので場所をとっています。 キーボードが邪魔ですね。 また、マウスを使用するので床の上ですので、姿勢が悪くなりそうです。 今後の改善事項ですかね。 また、出力波形を観察するために、オシロも繋いだ状態にしています。

 パソコン上でアプリを走らせて、KATOのC56を走らせました。 室内灯の常点灯機能もOKです。

 最初に感じた事は、眼で見ていなくても操作できる今までの操作盤と異なり、パソコンの画面を見ながら操作しなければならない事でした。 レイアウトを走る列車から目を離してしまうことは、仕方がないことですが、果たしてこの方法が良いのかどうか判断がつきません。

 どっちを楽しんでいるのでしょうかね? パソコンを操作する事? それとも模型列車を走らせる事?

 効果音を付けましたが、それらしい音が出るのはやはりいいですね。 市販されているいろいろなサウンドシステムには手を出していませんが、病み付になりませんようにしなければなりませんな。 また、ドアの開閉音や各車両の状態を示す表示部分は、自分には要らないと思いました。 もともと、レイアウトの走行制御を主体にしよとしているからです。

 また、マウス操作でなく、タッチ操作で出来ると良いのですが、使用している中古のパソコンではその機能がありません。 また、持っているタブレットで、このソフトを走らせる方法が分かりませんので、しばらくはこの状態で使うことになるでしょう。

 今回も、操作状態を動画で紹介します。

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■ 今後の予定

 今回の調査によって、Processing というソフトの使い勝手を学習することが出来ました。 いろいろな面で Arduino と共通している点が多いのも使い易いですね。 最初に苦労した画像関係の取り扱いも出来るようになったので、今度は自分のデザインと自分の処理アルゴリズムによって、モニタ式のコントローラを作って見たいと思います。

 

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 2021/9/16 作成