マイトラムClassic RED

プロフィール

海外で見られる路面電車をイメージした爽やかなレトロスタイルのユニバーサルデザインのトラムである。車体上部は白、下部はそれぞれブルー、グリーン、レッド、イエローを施した車番・ロゴ類の無いシンプルな外観で、ここではREDを選択した。

模型仕様

● メーカー名: KATO
● 品名: マイトラムClassic RED
● 発売年: 2024年1月31日発売
● 購入日: 2024年2月新品購入
● 品番:  14-806-3
● 価格:  ¥6,600.-


● 動力車品名: マイトラムクラシック動力ユニット
● 動力車品番: 14806-18
● 購入価格: ¥2,750.-
● フライホイール付きコアレスモータ搭載。

諸元と分解調査

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■ 車両諸元

製品名 マイトラムClassic RED
車体番号 A unit B unit
種別 動力車 トレラー車
重量   グラム   グラム
車軸間隔  mm   mm
室内灯 *** ***
照明 *** ***

 車両はパンタグラフのある車両に動力ユニットが組み込まれており、トレラー車とはリンクで連結されている。 ミニレイアウトも走行可能であ。

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 製品は、ポケットラインの紙製のケースでは無くて、通常のプラスチックケースに納められていた。

 また、ケースの中の収納状態は、下の写真のように、トレーラ車連結する専用のドローバを連結した状態では収納できず、切り離して収納する必要があった。

 

 

■ 分解調査

 動力車の車体を外すと動力ユニットが現れる。 下の写真に示すように、外観の形状は異なるものの、内部構造は、「たのしい街のSL列車 ※動力ユニット改良品」(2020/8/26)と同様な構造と推察される。

 この動力ユニット・シリーズの動力部は、基本構成や基本部品は共通化を実施しており、車体の仕様に合わせてシャシー部の形状を変更しているものと推察している。その確認のために底のカバーを外してみた。

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 テスト走行時に、動き出しがやや悪かったので、底カバーを分解したときに歯車部に少し注油を実施した。 それ以外は動力部の調子が良いので、あえてこれ以上の分解は必要ないと判断して、興味本位の分解はこれまでとして中止しました。

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 動力ユニット単体での外観を右に示す。

 ポケットライン ぼくの街の路面電車 チビ電 の動力ユニットのように今回も電飾工作を実施してみようと考えた。

 まず、室内灯であるが、天井裏のスペースが無いのでコンデンサの設置場所に苦労しそうだ。でも、このトレラー車には集電機構が組み込まれているのでこの点の苦労は解消されるのだ。何のことは無い!動力ユニットからモータと歯車機構を取り去っているだけなのだ。

 前照灯と尾灯はライトがひとつだけなので、工作は一見して容易そうに思えたが、ライトユニットを納める場所が無いのである。運転席周りのスペースが全くないのである。チップLEDを使うにしても無理の様だ。

 

■ 走行状態

 早速、現在整備中のローカル線ユニットでテスト走行を実施した。

 自動運転での走り出しで、動かない場合がたびたびあったが、全体的には、何時ものKATO製品のように快調な走行であった。動力部のへの注油の効果も無かったので、自動運転の走り出し時にはちょっとしたショックが必要かも知れない。

 

■工作内容

 未実施

 

関連報告

● 「マイトラムClassic 入線」(2024/2/3)


動力特性

● 動力特性の測定