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卓上レイアウトで楽しもう 自動運転 その12

 今回の内容は、レイアウトを少し修正してスッキリとさせる事と、制御機器を箱の中に収めて見栄えが良くなるように工作しました。

 

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■ レイアウトの修正

 今までのレイアウトは、右隅に二つの駅を設け、さらにカーブ途中でのホームでしたのでごちゃごちゃしており、さらにホームや線路が台からはみ出しそうになっていました。 そこで、駅の位置を変更し、ホームも少し直線的に変更しました。

 また、使用した曲線線路は、177mm と140mm のみの曲線を使用しました。 このためホームの長さが短くなった分を 70mm の直線で補うことにし、さらに信頼性の高いセンサレール(品番:5559)を使用する事にしました。

 でも、このレイアウトには思わに問題が隠れていました。 左の駅を出た列車が右回りに進行して右側の駅に到着する間の距離が短すぎたのです。

 両方の駅に停車していた列車が、左の駅を通過した列車の通過信号をもとにして、同時に発車するものの、右の駅の列車が駅を完全に出てしまう前に通過してきた列車が到着してしまうのです。

 タイにミング的には間に合いそうですが、列車の速度の違いなどにより、その余裕が殆どない状態でありました。 そこで、左の駅を右の写真の下辺の位置まで後退させて構成することにしまた。

 その新しいレイアウトを下に示します。 機関車を含めた5両編成の列車が停車できるホーム長さを確保できています。 そしてレイアウトの修正ができましたので、次に制御盤の改良を説明します。

 

■ 制御盤の改良

 制御盤は、配線丸見えの状態でしたのでボックスの中に隠すことにしました。 ボックスは、「登山鉄道自動運転システム 制御回路の工作」(2017/5/28)にて工作したものですが、2018年2月のシステム変更によってストック品となっていた物です。 このため、箱は穴だらけの状態ですが、そのまま利用することにしました。

 給電用の電源はTOMIXのパワーユニットを使用するため外に出していますが、制御ユニット類は箱の中に収めました。 箱の中の状態を上右の写真に示します。 PIC

マイコンやユニット間の配線は従来どうりです。 レイアウトとユニット間の配線のために、制御ボックするの向こう側の壁は底から3cm の部分を切取って隙間を開けています。 下左の写真参照。 また、12ボルト電源のためのコネクタは、適切な設置場所がなかったので上蓋に設けており、そこから 5ボルト用の定電圧ユニットやスイッチ類を上蓋の裏側に設置しました。 下右の写真。

 

■ レイアウトの飾り

 また、だんだんレイアウトの飾りも増えてきました。 クリスマスのためにと用意してきたツリーやサンタは、工事が遅れたために意味が無くなりましたが、まだ鎮座しています。 樹木のストック品があったため、スチレンボードを使って林を作りました。 そしてトトロの置物も拝借してきました。

 意味のない設定ですが、何もないよりましである程度に飾っています。

 

■ 作動状態

 レイアウトを変更すると幾つかのトラブルがいつも発生します。 今回も、センサの反応不良やポイントでの脱線が発生しており、センサの取り換えや、車体の重量アップを実施して発生頻度を抑えるようにしていますが、いまだにゼロにはなっていません。 Bトレミニレール自動運転の組合せは、やっぱり無理なのだろうかと考え込んでしまうのですが・・・・・・・・・・・・・・・・。

 いつもの様に、作動状態を紹介します。

 

 比較的ご機嫌がいい時に撮影したものですが、やはり最後には何故だかトラブルが発生していますなぁ-------。

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 トラブル対策が完了できないままに、今年は時間切れとなってしましました。 来年は良い年になる事を祈念して除夜の鐘を聴くことにします。

 来年もご愛読をお願い致します。

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 2019/12/31 作成