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モジュールレイアウト 直線モジュール その1

■ 直線モジュール No.1 丘のあるモジュール

 この直線モジュールのNo.1は、トンネルのあるモジュールに仕立てました。 トンネル部分は、「新RT鉄道製作日記 その2」で紹介した歴史あるストラクチャーを修正しながら再利用したものである。

 丘のふもとには、小さな商店を並べて、右に接続するNo.3の橋のモジュールと対にして使用するように配置した。 このため、右橋の道路が少しカーブしている。

 トンネル内の線路は、見えないだろうとバラスト撒きをサボっている。 トンネルの左右の入り口の様子を下に示す。 

 

■ 直線モジュール No.3 橋のあるモジュール

 今までの橋のあるモジュールをそのまま生かし、線路を移動させずにベースの奥行きを追加修正してモジュールとして仕立てた。 さらに、川の下流は、水田を予定した部分を海に変更し、河口の風景とし、左側は小さな漁港の雰囲気を出すことにした。 この漁港の岸壁があるため、道路はクランク状態となってしまった。左右の休刊に予定した水田の予定を変更して海に変更した。

 川と海の水面の加工は、ロウ材を初めて使用したが、やや失敗作のようである。 津川洋行の水の素(造形用高級パラフィン)を使用し、湯煎しながらロウをとかしていった。 なかなか解けないのでいじくり回している内に、湯煎している水が混入してしまったようで、仕上がった水面の一部に穴があいてしまい、水が湧きだしていた。 ロウが溶けている時は透明であったので水の混入に気が付かなかったのである。

 また、ロウを流し込んだ時に、水面の水平が気になってモジュールを傾けたために、水面が均一にならなかった。 そして水面の透明度が白く濁ってしまっていた。 そこで穴凹や水面の凸凹を埋めるために、木工用のボンドを表面に塗ったのである。 油性のロウとうまく接着するかどうか不安であったが、とにかく実施してみた。 その結果は少しは改善されたようで、ボンドがまだ完全に乾いていない状態で撮影したのがこれらの写真である。 水面上の白い色の部分は、そのボンドの生乾きの部分であるが、完全に乾燥した状態ではどうなるか観察することにしよう。 このまま、白く残ってしまっても、白波風でいいかもと楽観視しているが・・・・・・・。

 手前の水面の端部は、水の深さが表現されており、底の部分の着色と水中の色がうまくマッチして、ロウの部分の厚さがわからないのは成功した工作である。 ロウの厚みは3〜5mm 程度であるのだが・・・・・・。 また、田舎の道とはいえ、タンクローリーやバスが通るには、道幅が少し狭かったようである。