HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト ブリッジ部の造山工作
■ はじめに
物置部屋レイアウトの工作も第二の山場に差し掛かった。 全体のレイアウト配置と大まかな地面工作が出来たので、地面工作の作り込みと建物類の照明工作に取り掛かっている。 今回はブリッジ部の造山工作について報告する。
■ ブリッジのヒンジ部を誤魔化そう!
今回のレイアウト工作にて、新しい工作のひとつに跳ね上げ式のブリッジがあります。 部屋の周りを周回するレイアウトですので、どこかに出入り口が必要なのですが、腰をかがめて出入りするには後期高齢者には抵抗があります。 そこで、容易に開閉が出来るブリッジを作ることにしました。
そのブリッジのヒンジ部は、厚手の板を使って固定部と可動部を作り、アルミパイプを回転軸にしました。 工作の様子は「跳ね上げ式ブリッジの造作」で報告しましたが、その機能は充分ながら見栄えはいまいちでしたので、何か工夫が必要でした。 吊り橋式の支柱? 斜橋の支柱? などが頭に浮かびましたが出来そうにも有りませんでした。 そこで、小山をを作ってトンネルで抜けるという細工にすることにした。
■ 造山工作
そこで、まず小高い丘を作ることにした。 スタイロフォームを積み上げ、軽い紙粘土とスタイロフォームの小さなブロック片を混ぜたセメントもどきを使って山の形を作りました。
.
線路の部分はトンネルとし、適切なトンネルボーダが無かったので、5mmのボードを使っています。
工夫のしどころは、ブリッジを跳ね上げ可能にしておくことです。 このため、丘の上部を蓋上にして、稼働するように工夫しました。
ブリッジを何度も上げ下げしながら、可動部と固定部が干渉しないように、かつブリッジを下げた時は、自然なつながりになるよう造作した。 上蓋のヒンジはガムテープで代用するなど手抜き工事で、だんだんいい加減な工作となってきているが、年寄りの冷や水工作としては、適当な工法ですよ。
ブリッジを上げた状態と、上蓋部分を持ち上げた状態を下の写真に示す。
また、くり抜いたトンネルの様子を裏側から見た状態を下に示す。
■ ターフを貼って様子を見る
何とか造山出来たので、岩肌色の塗装とターフを貼って全体のイメージを確認してみました。
ブリッジ側は少し変化があり、それらしき見えますが、ヤード側はのっぺらぼうで、何か変化をつける必要がありました。 このためには、ヤードゾーンの工作も必要でしたのついでに、畑や土手の工作も実施した。
.
ヤードから見た丘の側面を左に示す。 岩がむき出しの崖として違和感はないので、フォーリッジ・クラスターや樹木を使って仕上げることにしよう。
■ とりあえず樹木を配置してみる
雰囲気を確認するための、部分的ではあるが、フォーリッジ・クラスターを貼り付けて丘を覆う灌木とし、麓には樹木を配置してみた。
ブリッジ側からも見てみよう。
一見すると、ブリッジのヒンジが隠れているとは思えない仕上がりとなり、まずまずの出来と悦に入っている。