HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト 冬のゾーンの補修
卓上レイアウトなどの電子工作が一息ついたので、久々にレイアウト工作を実施しました。 本当は、次に何をしようかと迷っていたのです。
実験や工作の意欲がだんだんと無くなって来ており、飽きぽっくなったり、根気が無くなっている今日この頃である。 でも何か手でも動かしかったので、以前から気にしていたレイアウトの修復作業を実施しました。
■日焼け(?)した雪景色
以前から気にしていた冬景色の変色です。 真っ白である筈の積雪部分が黄色に変色してきているのです。 他の部分は異常無いのですが、春のゾーンに繋がる部分だけが変になってきました。 その様子と原因については「物置部屋のレイアウト 機関区の再整備」(2020/6/8)にて報告していますので参照下さい。
その状態を下に示します。 見るに堪えない雪景色となっていました。
■ 修復工作
この変色した部分の雪の造形は軽い紙粘土を使っていますので、全部やり直すことにしました。 樹木や建物は一晩水の中に沈めて置くと、紙粘土は解けてしまい、綺麗に剥がすことが出来ました。 線路にはATS機器が組込まれているので、水に漬ける事ができません。 そこで、ドライバや金属ブラシでゴシゴシ削って変色部分を削りました。 レイアウトの地面も同様にブラシでゴシゴシ削りましたが、これらの作業状態と作業完了状態の写真撮影を忘れていました・・・・・・・・・・・。
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修復が完了した状態を下に示す。
地面造成は、やはり軽い紙粘土を使用しており、前回失敗した雪パウダー用の接着剤(事務用のスプレーのりなど) は使用していません。 紙粘土だけでも充分な雪景色の造作が出来ているので、このままとする事にしました。
屋根や樹木の綿帽子は、粘土を水で溶いてドロドロになった状態にし、筆で軽くペタペタと貼り付ける様にしています。 架線柱なども同様です。 一方線路路面は、紙粘土を指で貼り付けながら、先回よりも雪深い状態にしています。 線路踏面は大事な部分であるので指でなでながら紙粘土を除去していますが、通電は大丈夫と思っていますが、脱線は大丈夫かと心配です。
線路が埋まってしまう程の積雪状態にしましたが、以前よりはより冬らしくなりました。 また、今回の工作においては、通過センサユニットに覆いを作る工作を追加しています。 厚さ 1mm のプラ板を使って四角い箱を被せるようにしています。 センサ調節時には箱を取り外して実施します。 さらに、信号機には梯子を取付けて、もっともらしくしました。
■ 通電テスト
今回工作した部部には、ATSシステムを組込んでいるのでその作動状態をチェックしておきます。 作動不良になっていると元も子もないのです。
システムへの通電をONにすると、外周路と内周路の左回りと右回り、それぞれの機能は正常に作動していました。 センサの作動状態を示す緑のLEDが、少し箱から漏れていますが気にしない事にします。
このゾーンのATS処理部は堤の部分に埋め込んでいます。 配線等には影響がなかったので一安心です。
信号機周りの状態を下に示します。
雪が積もった信号機など、東海地区ではまず眼にすることがないので、想像たくましく造形しましたが、如何でしょうか。
■ 走行テスト
ATSシステムが正常に作動することが確認できたので、実際の車両を走らせて不具合がないかテストしました。 下左の写真。
やはり心配した通り、脱線する部分がありました。 線路の踏面部分はペーパーで磨いていたので大丈夫でしたが、踏面の内側には紙粘土が積もり過ぎた部分があったようです。 そこでカッターナイフとマイナスドライバを使って踏面の内側の紙粘土を入念に排除したのですが、少しガタガタになってしまいました。 上右の写真。 走行不良はなくなったのでこれで良しとします。
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現在、このゾーンの工作に刺激されて、隣の春のゾーンの手直しに取り掛かっていますので、 次回は、この春のゾーンの手直し工作を報告することにします。