HOME >> 鉄道模型レイアウト > 棚の中のレイアウト(11) 操作台の製作とストラクチャの電飾工作2
棚の中のレイアウトとして、Nゲージ車両を気楽に走らせることが出来る固定レイアウトを構築しています。今回は、ストラクチャの電飾工作について、残りの工作を実施しました。
■ 電飾工作 追加
残りのストラクチャについても電飾工作を実施しました。実施したのは、先回紹介した駅前の街並みゾーンです。
8軒の建物と追加した一本の街灯の照明工作です。建物には電球色のLEDを取付てプレートの裏側に、先回と同様な方法で配線を実施しました。配線のための溝は彫刻刀で彫っています。電気工事の常識として、配線は “直線直角” にすると、整理整頓が行き届いて美しいのですが、貧乏症の小生は最短距離で配線する癖が抜けきれません。
3組の直列配線の組を作り、それぞれの回路には 470Ωの抵抗を挿入しています。そして、3組の回路を並列に連結して1本の導線に接続しています。配線後に点灯テストを実施し、配線部をテープで保護して完了です。
もう一つのプレートも同様に工作しました。
■ 駅舎とホームの電飾
次に、駅舎とホームの電飾を実施しました。とは言っても、ホームは既に「物置部屋のレイアウト 第3期工事 その4」(2014/5/25)にて電飾を実施済みであり、解体時には他との接続部のみ切断した状態であるので、接続部の配線を実施するだけで良いのです。
この10年前の工作では高架線路であったので駅舎は無く、駅ビルで代用していたので、ホームだけの照明工作でした。このため、今回使用している橋上駅舎(近代型)には、新たに照明工作が必要でありました。
まず、下左の写真のように、駅舎の天井にチップLEDを貼り付けました。この部品も車内灯として初期に工作したテープLED品の再利用品です。おそらく電球色に変更したために取り換えられた品物と思われます。室内が広いので2本に分解して取り付けました。電流制限抵抗は470Ωを使用する。また、床面には大きな穴が開いていたので白色のマスキングテープを張りました。
配線は床下を使ってホーム側に降ろし、ホームの照明配線に接続しました。配線は2Pのラグ板を用いて1ヶ所に集約し、ピンヘッダ付きの配線を入力端子としました。
点灯テストの状態を下に示します。仕上がり良好です・・・・・・!。
各ゾーンの電飾工作が仕上がったので、いよいよレイアウト台をひっくり返して裏側の配線を実施するのですが、このためには、ほとんどの造作物を取り外す必要があります。 これは、なかなか厄介な作業となるのですが、この際、背景画や樹木の設置など並行して工作することにしました。
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その様子は次回の報告とすることにします。