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直流電気機関車： ED61 1
実車プロフィール
25パーミルの急勾配が連続する中央本線八王子 - 甲府間の輸送力増強をはかり、同時に輸入機関車など、保守点検の困難な雑形機関車を置き換える目的で製造された。 1958年に試作機1号機として、日立製作所により製造されている。 同時に設計が進められていたED60形と同一構造であるが、急勾配区間を走行するため、電力回生ブレーキが装備されている。
１号機は、甲府機関区に配属され、主に甲府以東の中央本線で貨物列車牽引用に使用された。 その後、飯田線で使用されていた旧型電気機関車取替えのため、昭和51年に、中間台車を追加する改造を受けＥＤ629となる。同線の貨物列車削減に伴い昭和60年に廃車となった。 なお、ED61形の18両すべては、ED62形に改造され、形式消滅している。
模型プロフィール
メーカー ： ワールド工芸
品番 ： 2157
車両番号 ： ED61 1
入手日 ： 2010年6月29日 中古品入手
■ 主要諸元
● 中古品は見栄え向上のため色々手を加えられていたが、カプラー部や前照灯などの機能回復を実施する。
● 前後の前照灯はLED自作。
連結面間距離 |
110.0 mm |
車体重量 | 76 gr |
| 前台車動輪荷重 | 38 グラム |
後台車動輪荷重 | 38 グラム |
● 前照灯の改善工作
工作室の「小型電気機関車の前照灯を工作する」を参照ください。
動力特性
速度特性：
動力車の速度特性を測定する。 速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。
牽引力特性：
動力車の牽引力特性を測定する。