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小型電気機関車の前照灯を工作する

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■ はじめに

 久々に、我が常設レイアウトにてBトレの客車類を走行させたが、その客車をけん引する機関車の前照灯がいまいちであった。 そこで最新技術(?)を使って改善工作を実施することにした。

 

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■ EF63-3 号機の前照灯改善

 この EF63-3 号機(右の写真参照)は、動力部をKATO製 EH 10 (品番:305)を使い、ボディ部をKATO EF63 1次形(3057-1)のボディをショーティ化加工したものである。

 この前照灯は動力部の種車であるEH10 の照明ユニットをそのまま使用していた。 左の写真。 さらに導光部品としてはφ1.0 の光ファイバーを使用していために集光も十分でなかったので、前照灯は申し訳程度に光る程度であった。 そこで十分な明るさ担うように改良を実施した。 そこで、光源としてチップLEDを使用し、導光部品やその遮光板である運転席の天井部品はボディー側の種車であるEF63 の部品をそのまましようすることにした。

 まず、ヘッドライトユニットを工作する。 天井部品の形状に合わせてユニバーサル基板を切り取りこの表面にチップ部品をハンダ付けした。 さらに、動力部との通電のために 0.1mm のリン青銅板もハンダ付けし、0.4mm のスズメッキ線で配線した。 下左の写真。 ユニバーサル基板は、厚さが0.8mm の片面ガラスエポキシ基板を、チップLEDは白色の OSWT1608 、チップ抵抗は 510Ωの物を使用した。 チップLEDはサイドビュータイプのLEDを使いたかったが、そのまま基板にハンダ付けすると極性が反対となり、基盤を裏返して使用するなり、あるいはクロス配線が必要であった。 許されたスペースに収めるためにはこの方法がむりであったので、通常のチップLEDを立ててハンダ付けし、あたかもサイドビュータイプの様に側面が光っているようにした。 完成したヘッドライトユニットと共に、導光部品とその遮光板である運転席の天井部品を下右の写真に示す。

 これらの部品をボディにセットした状態を下左に示す。 ここで天井部品の壁の部分が動力ユニットと干渉するため、双方の部品の一部を削り取っている。 また、薄い基板などを通して光が漏れてくるので、銀紙を使って遮光をした。

 完成した状態を下に示す。 動力ユニットとボディは単に嵌め込んでいるだけであるので取り扱い注意であるが、リン青銅部品のバネ力で意外としっくりと固定されている。

 

■ 走行状態の紹介

  追加工作をした車両を含めて、4本の旅客列車を仕立ててレイアウトの上下線を走らせた。 カシカマの走行がやや怪しかったので設定速度は高めである。 自動列車停止装置を作動させているので同じエンドレス線に2本の列車を走らせている。

 

 このレイアウトには自動列車停止装置を組み込んでいるが、エンドレスの区間を7個の閉塞区間の区切っており、その区間ごとに給電している。 このため、給電状態にばらつきがあるようで、走行速度の変化があるように思えた。 また、部分的に線路が汚れてきている部分もあるようなので、何か線路の保守状態をチェックする方法を工夫する必要がありそうでだ。

 

■ EF61-1 号機の前照灯改善

 ワールド工芸製の金属モデルであるEF61-1 号機の前照灯については、中古品を入手した直後の2010年夏にLED工作を実施していた。 今回改めて分解してみたところ絶縁材として黒いビニールテープが使用されていた。 下の写真参照。 少し年数が経つとビニールテープの接着剤がベタベタになってしまうとのことであるが、その傾向が少し出始めていた。

 そこで、ビニールテープの代わりにカプトンテープに置き換える作業を実施した。

 工作されていたLED は、CRDとダイオードを直列に接続したφ3mmのLEDを使用しており、φ1.0mm の光ファイバーを使用して車外に導光していた。 この作動は問題なかったので、配線部にカプトンテープを巻き付け、銀紙を使ってボディーの天井裏に貼り付けた。 銀紙は遮光の役割もしている。

 導線による動力部との接続は、ビニール被覆線を使ってフレームにハンダ付けしているが、これが一番確実な方法の様だ。 なお、スカート部を固定するため、フレームはプラ板を使って不思議な形に工作されていましたね。 もう忘れてしまっていました。

 

■ EF62-15 号機の前照灯改善

 このEF62-15 号機は、同じくワールド工芸製の金属製モデルであるが、始めて真鍮製組付けキットに挑戦した記念品なのである。 この組付キットは2011年に中古品として入手し工作した。 その工作内容については、上記のマイコレクションのページにて簡単に説明しているので参照してください。

 前照灯については未工作であったので、今回実施した。

 光ユニットはEF63-3 号機の場合と同じ構成であるが、配線はクロス配線が可能であったので、チップLED はサイドビュータイプのLED NSCW008AT を使用した。 基板上のハンダ付けを実施後に、遮光と絶縁のために、周りをパテで埋め、さらに0.5mm の黒い不透明なプラ板を上から被せた。 その状態を右上に示す。 パテが固着するまでセロテープで止めている状態である。 

 ボディーには、銀紙とカプトンテープを使って光ユニットと配線を貼り付けている。 配線の端部は動力部のシャシーにハンダ付けしているが、ウレタン線が万がいちこすれて(?)ショートしない様にカプトンテープを使って防護(?)した・・・・・・・・?

 

■ おまけ

 EF61-1 号機とEF62-15 号機の走行動画は未撮影であるが、代わりに偶然撮影できた新幹線の動画を紹介しよう。 先月の11月16日に観光で訪れた新岩国駅のホームにて、停車中の500系新幹線エヴァンゲリオン号を見つけた。 さっそく撮影したが、自分の乗る車両の方が早く発車するので、停車中の状態しか撮影できなかった。

 

 

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 2016/12/6 作成