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直流電気機関車:   ED62 15

 

実車プロフィール

 ED62形は、飯田線で使用されていた旧型電気機関車取替えのため、昭和51年に、中間台車を追加する改造を受けて、ED61形の18両すべてをED62形に改造された。

 15号機は、1979年に愛知県で開催された第30回全国植樹祭に際しては、お召し列車牽引に15号機が抜擢されているものの、1996年2月19日に廃車されている。

 

模型プロフィール

メーカー : ワールド工芸

商品名 : 動力ユニット付キット 国鉄ED62

車両番号 : ED62 15

スケール : Nゲージ、1/150

素材 : 真鍮

発売日 :  不明

入手日 : 2011年2月 組付キットの中古品入手

定価 : 9,800.-

■ 主要諸元

連結面間距離
110 mm
車体重量
79.7gr
前台車動輪荷重
  40 グラム
後台車動輪荷重
39 グラム

 

● 組付キットの中古品入手。 始めて真鍮製組付けキットに挑戦する。

 

■ 工作内容

● このキットは、台車に装着されているカプラーを使用せずに、スカートにダミーカプラーを接着するようになっている。 これでは走行を楽しめないのでKATOのEF65用カプラーセットを使用して細工した。 取付板とはエポキシ樹脂系接着剤で固定する。 カプラーはナックルカプラーを装着する。 (写真1)

● 何故かウエイト部品が欠品していたのでウエイトを自作する。 動力ユニットの側面に1mm厚さのプラ板を貼り付けて側面を確保すると共に、厚紙を下に敷いて水草の重りを張り付けた。(写真2、3)

● 中間台車を説明書通りに組み付けると、スライド部分が脱落するので、外枠の端を折り曲げ加工を追加した。 (写真4)

写真1 写真2
写真3 写真4

● 前照灯の追加工作

 工作内容は「小型電気機関車の前照灯を工作する」を参照してください。

動力特性

速度特性:

 動力車の速度特性を測定する。 速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。 走り出しの電圧が2.5Voltと高く、低速走行は苦手である。 スケールスピードでの時速80Km/hを出すには、5.5voltも必要であった。 電流値70〜80mA程度であり、軸のこじれなどは無さそうである。従って、走り出しの電圧が高いのは、モータ自身の特性のようである。

 

牽引力特性:

 動力車の牽引力特性を測定する。 電圧5.5voltで牽引力特性を見た。 兄弟車両のED61とは、電圧は異なるものの、特性的にはほとんど同じであった。