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S系電気機関車: EF63 3 ショーティー化改造
EF63は、信越本線の横川 - 軽井沢間の碓氷峠専用の補助機関車として特化した機関車である。 このことから「峠のシェルパ」、もしくは形式称号から「ロクサン」の愛称がある。
ショーティー化改造を実施する。
メーカー : 改造
車両番号 : EF63 3
改造日 : 2010年11月
●KATO製 EH10 (品番:305) を改造する。
( 2010年11月 中古品入手 )
●ボディ: KATO EF63 1次形(3057-1)のボディをショーティ化加工する。
●動力部: EH10の前車の動力をそのまま使用。
●台車: EH10の連結側の台車を使用。 連結部切断。 ゴム動輪の配置を変更する。
●カプラー部: DF50 四国形カプラーセット(7009-1C3)
をシャシーに接着。 カプラーはナックルカプラー(Z05-1376)に交換する。
●1エンド側のみ前照灯点灯。
● ミニレイアウト走行可能
■ 主要諸元
連結面間距離 |
88.5 mm |
車体重量 | 80 gr |
台車中心間距離 | 35.0 mm |
前動輪荷重 | 40 gr |
台車軸距離 | 21.5 mm |
後動輪荷重 | 40 gr |
動輪直径 | 8.5 mm |
減速ギヤ比 | 21 |
■ 前照灯の改良
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前照灯は動力部の種車であるEH10 の照明ユニットをそのまま使用していた。 左の写真。 さらに導光部品としてはφ1.0 の光ファイバーを使用していたために集光も十分でなかったので、前照灯は申し訳程度に光る程度であった。 そこで十分な明るさ担うように改良を実施した。
工作内容は、「小型電気機関車の前照灯を工作する」を参照ください。
速度特性:
動力車の速度特性として、速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。
スケール速度80Km/hは、電圧でみると、3.5volt 近辺であるので使い良い領域であるが、スタートはややギクシャクしている。 同じ構成のEH10 10号機や、EF65 528号機とは、特性がかなり異なっている。 古い製品の中古品であるため、生産時期等不明であり、製品のバラつきなのか仕様が変わっているのかは不明である。
牽引力特性:
動力車の牽引力特性として、電圧 4.0 volt での牽引力・車速特性と牽引力・電圧特性を右に示す。
粘着限界は約 20 グラムを超えており、充分な牽引力を発揮している。 この牽引力に関しては、同じ構成のEH10 17号機や、EF65 528号機とほぼ同じである。