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直流電気機関車: EF65 511 JR貨物色
主要諸元
連結面間距離 |
117.5 mm |
動輪直径 |
7.4 mm |
車体重量 |
99.0 gf |
台車中心間距離 |
66.0 mm |
駆動系ギヤ比 |
19.0 |
前動輪荷重 |
44.5 gf |
台車軸距離 |
17.5 mm |
フライホイール |
φ10.9×7.5 - 2 |
後動輪荷重 |
44.5 gf |
動力部の構成
実車プロフィール
EF65形電気機関車は、EF60形に続く平坦線区向け国鉄直流電気機関車の標準形式として、1965(S40)年に登場する。
模型プロフィール
メーカー : KATO
商品名 : EF65 JR貨物色
品番: 3017-3
車両番号: EF65 511
発売日 : 1992年
入手日 : 2011年11月 中古品入手
定価 : \ 5,880.-
● フライホイール搭載。
● 運転台シースルー化はまだ採用されていない。
● ヘッドライト点灯、LED方式。
●クイックヘッドマークは、まだ採用されていない。
● カプラーの交換: アーノルドカプラーからナックルカプラーに交換する。
● 「KATO Nゲージアーカイブ」によると、品番が3017のシリーズは、EF65の3代目モデルとのこと。 EF65シリーズでは初めてフライホイールが搭載されたモデルである。
駆動系の機構
フライホイール搭載モデルで、構造的には
EF65 1124号機 (
3035-1 )と同じ構造である。
ただ、運転台シースルー化や、クイックヘッドマーク化の採用は、まだの様である。
モータとジョイント部、およびウォーム軸の構成は
EF65 1124号機 と同じである。
動力特性
速度特性:
動力車の速度特性として、速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。
スケール速度80Km/hは、電圧でみると、4.0volt近辺である。速度係数は、約 38Km/h/Volt と標準的である。 2.5voltを超えるあたりから動き出し、走行はスムーズで走行音も静かである。フライホイール搭載車両としては、初期の製品であったので、それまでの製品よりも良くなったものと思われる。 そして、ほぼ同じ時期に発売された EF65 1097号機と比べて特性は似ているが、速度係数が高めである。 製品のバラツキの範疇か。
牽引力特性:
動力車の牽引力特性として、電圧4.0voltでの牽引力・車速特性と牽引力・電圧特性を右に示す。 牽引力は 20グラム以下のようで、トラクションタイヤの採用の効果としては少ないように思われる。
また、駆動系の摩擦抵抗は4グラム程度で非常に小さく、制動領域での特性は垂直的であるようだが、速度のバラツキが大きく、よく分からない。 見た目には殆んど変わらないのに、データ上ではかなりバラツイテいる。 この速度の不安定性は EF65 1097号機でも見られ、構造的な問題なのか、古い製品のためなのかは分からない。
また、EF65 1097号機と同様に、この牽引力特性の形状が、同じ構造のEF65 1124号機とやや異なっている点が気になるが、まだ、解析不十分である。
新たに調査した動力性能の詳細は、「 動力車の調査 KATO EF65-511 」 を参照してください。(2012.10.13)