キハ58系 急行形気動車

実車プロフィール

 キハ58系気動車は、国鉄が1961年に開発した急行形気動車である。 1969年まで大量に増備され、1960年代から1980年代にかけて幹線・ローカル線を問わず、日本全国で急行列車を中心に投入された。

キハ58系は、同一の設計思想により製造された気動車を総称したもので、キロ28形・キロ58形・キハ28形・キハ58形・キユ25形の5形式およびこれらの改造車を指す

 

 

 

 

 

模型プロフィール

● メーカー: KATO
● セット品名:スタータセット キハ58系 急行形気動車
● セット品番:10-023
● 発売年 : 2019年7月 発売
● 購入日 : 2021年6月 新品購入
● 定価  :  \19,800.-
● 単品品名: キハ58、キハ28
● 単品品名: 6114、6115
● 単品発売年 : 2018年9月 発売
● 単品購入日 : 2022年1月 新品購入

模型セットの内容

 最初に、スタータセット キハ58系 急行形気動車のスタータセットを入手する。 スタータセットにしたのは、パワーパックスタンダードSXを入手したかったからである。 「KATOのパワーパック スタンダードSXを導入」(2021/6/8)を参照下さい。

 このセットには、キハ58、キロ28、キハ28の3両編成となっていた。 下左の写真。 レイアウトで走らせるには3行では少し寂しいので、単品トレラー車のキハ58とキハ28を買い足した。 下右の写真。

 

編成内容

 編成名称: キハ58系 急行形気動車  ( 5両編成  1M4T )

 

号車番号 車体側面 セット 車両番号 品番 装備 重量 走行抵抗

1号車

スタータセット キハ26-72 8126-1 ヘッド/ テールライト
チラツキ防止型テープLED室内灯を装着
   

2号車

スタータセット キロ28-2196 8116-2 チラツキ防止型テープLED室内灯を装着    

3号車

スタータセット キハ58-303 8125-1 ヘッド/ テールライト
フライホイール付き動力車
チラツキ防止型テープLED室内灯を装着
   

4号車

単品 キハ28-2395 6115 ヘッド/ テールライト
チラツキ防止型テープLED室内灯を装着
   

5号車

単品 キハ58-676 6114 ヘッド/ テールライト
チラツキ防止型テープLED室内灯を装着
   

◆ 編成全重量: グラム     ◆ トレラー車走行抵抗合計: グラム

工作内容

■ 室内灯の工作

 チラツキ防止型テープLED室内灯を工作する。 「電車系室内灯の改良(その2) キハ85系とキハ58系」(2022/1/31) 参照。

 

■ 動力車の仕様

 動力車の分解調査は「キハ58系動力車 キハ58-303号機」(2022/3/4)を参照下さい。

 

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■ 余談: キハ58とキハ28の違い

 キハ58とキハ28の違いについて、実車についての知識が乏しかったのでネットで調べてみました。 すると、エンジンの個数が2台と1台の違いだそうです。 そこで、模型でも違っているのか、トレラー車のキハ58とキハ28を比べてみました。

 側面について、右の写真のように並べてみました。 殆んど変わりせん。

 一方、床下と天井の形状を下の写真のように比べて見ました。 上側がキハ28で、下側がキハ58です。 たしかに、エンジンの個数が異なっていますね。 屋根も一部異なっています。

 駆動部は、水平シリンダー型のDMH17Hディーゼルエンジン(180 PS / 1,500 rpm)を搭載し、これに従来の標準型液体変速機を組み合わせた。 即ち、自動車と同様にプロペラシャフトを使って台車の動輪を駆動させているのである。 従って、エンジン1基のキハ28は片方の台車だけが駆動台車となっている。 模型ではさすがにプロペラシャフトまでは表現していませんね。