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この列車は、旧型客車の43系と60系をもとに編成されたローカル列車を想定している。
国鉄60系客車は、国鉄が1949年(昭和24年)から木造客車を改造して鋼製客車とした一般形客車の形式群である。 このグループを総称する形で鋼体化改造車とも呼ばれる。 車内はベニヤ板内装のニス塗り、窓の日除けは旧式な木製の鎧戸、座席は木造車並みの木製背ずり、さらに、鋼体化車では輸送力を重視して木造車並みの狭いピッチ (1,335mm) であったため、スハ43などよりもボックスが左右1組多い。 このため、窓の間隔もスハ43よりも狭くなっているし、窓もひとつ多い。 改造初期の60形、窓を広げた61形、北海道仕様の62形などがある。 この中で、61形が一番普及し、窓幅が1mとなり近代的な外観となった。 便所も、タイルでシーリングされた汽車便所スタイルとなり、水タンクも増量(700リットルのものを床下に1個装備に変更)され、長距離運用を可能にした。 昔の人には懐かしい車両である。
【 編成内容 】
この編成で使用している60系はグリーンマックスの客車ボディーキットの「ローカル普通列車5両編成セット」(品番:104)を組み立てたものである。 先頭車両と最後尾の車両にはテールライトを装着しているため、中間部で切り離して3両編成と4両編成の列車にとして仕立てることが出来る。
号車 | 写真 | 車両の種類 | 車両番号 | メーカ | 装備 | 重量 | 連結面 間距離 |
芯軸 距離 |
軸距離 | 走行抵抗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
鋼体化緩急車 オハフ61形 |
オハフ 61 2399 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:104 |
室内灯 &尾灯 |
31.1 グラム |
137.0 mm |
94.0 mm |
16.5 mm |
0.63 グラム |
2 | ![]() |
三等車 スハ43形 |
スハ 43 2481 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:104 |
室内灯 | 30.3 | 136.0 | 94.0 | 16.5 | 0.72 |
3 | ![]() |
三等緩急車 スハフ42形 |
スハフ 42 2028 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:104 |
室内灯 | 30.0 | 137.0 | 94.0 | 16.5 | 0.71 |
4 | ![]() |
鋼体化客車 オハ61形 |
オハ 61 2873 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:104 |
室内灯 | 30.4 | 136.0 | 94.0 | 16.5 | 0.72 |
5 | ![]() |
鋼体化緩急車 オハフ61形 |
オハフ 61 1523 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:104 |
室内灯 | 30.4 | 137.0 | 94.0 | 16.5 | 0.83 |
6 | ![]() |
座席郵便荷物 合造車 オハニ36形 |
オハニ 36 7 |
トラストトレイン セット メーカ:MICRO 品番:A4294 |
室内 灯& 尾灯 |
35.4 グラム |
137.0 mm |
93.5 mm |
14.0 mm |
0.59 グラム |
2016/5/9 作成 2020/8/1 追記