HOME >> マイコレクション > 客車類 リスト > 旧形客車 スハ44系 特急列車
【 実車プロフィール 】
特急列車のサービス改善を目的として、基本構造をスハ43形に準じた専用三等客車が設計された。 違いとしては、デッキを特別二等車並みに片側のみとし、車内は、2列配置の一方向き固定クロスシートで、シートピッチ835mmで通路の左右に配置されるなど、当時の一般向け三等客車より贅沢な備えとなっていた。 このグループとしては、基幹形式であるスハ44形、緩急車として車掌室や手ブレーキ装置を持つスハフ43形、それに緩急車としての機能に加えて荷物室を持つスハニ35形などが製造されている。
【 模型プロフィール 】
中古バラセットやトラストトレインセットをもとに、蒸気機関車に牽引させる架空の特急列車編成を構成する。 中古バラセットには、説明書や専用ケースが無かったので、確かな経歴は不明であるが、室内灯対応ではあるが古い構造のものなので、品番はネット等の資料を参考に想定した。
車両名称 | 写真 | 車両番号 | メーカ | 装備 | 重量 | 連結面 間距離 |
芯軸 距離 |
軸距離 | 走行抵抗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
荷物車 スハニ35形 |
大ミハソ スハニ 353 |
メーカ:KATO 品番:510 |
手作り 室内灯 |
33.5 グラム |
135.5mm | 93.0mm | 16.5mm | 0.69 グラム |
|
特急用 食堂車 マシ35形 |
東シナ マシ 351 |
メーカ:KATO 品番:513 |
手作り 室内灯 |
34.3 | 136.0 | 93.0 | 16.5 | 0.40 | |
鋼体化 特別二等車 スロ60形 |
東シナ スロ 6021 |
メーカ:KATO 品番:512 |
手作り 室内灯 |
33.9 | 135.5 | 93.0 | 16.5 | 0.75 | |
東シナ スロ 6021 |
メーカ:KATO 品番:512 |
手作り 室内灯 |
33.5 | 135.5 | 93.0 | 16.5 | 0.40 | ||
特急形 三等車 スハ44形 |
東シナ スハ 4426 |
メーカ:KATO 品番:511 |
手作り 室内灯 |
33.3 | 135.5 | 93.0 | 16.5 | 0.48 | |
東シナ スハ 4426 |
メーカ:KATO 品番:511 |
手作り 室内灯 |
33.1 | 135.5 | 93.0 | 16.5 | 0.49 | ||
東シナ スハ 4426 |
メーカ:KATO 品番:511 |
手作り 室内灯 |
33.0 | 135.5 | 93.0 | 16.5 | 0.48 | ||
特急形 三等緩急車 スハフ43形 |
スハフ 432 |
トラストトレインセット メーカ:MICRO 品番:A4294 |
手作り 室内灯 & 尾灯 |
35.7 | 138.0 | 93.0 | 16.5 | 0.64 | |
スハフ 433 |
手作り 室内灯 |
34.9 | 138.0 | 93.0 | 16.5 | 0.74 | |||
スハフ 4319 |
客車ボディーキット メーカ:GM 品番:133 |
手作り 室内灯 & モータ |
64.8 | 137.0 | 92.0 | 14.0 | --- |
● スハフ4319に、補助動力車としてモータを搭載している。 製作内容は「KATO C62 2 と隠補機」を参照されたし。 必要に応じてこの車両を連結する。
● カプラーはスハフ4319以外の車両にはKATOカプラーN(11-702)を装着している。
● 今回入手したKATOの中古バラセットは、古い構造の車体であり、殆どの車両の台車には集電軸受が組み込まれていなかった。 このため、室内灯を組込むには
それなりの工作か、あるいは台車交換が必要である。
● 集電軸受が組み込まれている台車を入手し、手作りの室内灯を組込む。 ( 2013.11.25 ) 「 スハ44系客車に室内灯を設置する」
● スハフ43-19を除くこの編成の総重量や走行抵抗は、 総重量=305.2グラム、 全長=1,225mm、 走行抵抗=5.1グラム である。
もし、40パーミルの坂を登坂する場合、機関車の牽引力余力は17グラム以上必要となる。 KATOのC62ではギリギリか、あるいは限界の状態であろう。
MICROのC62では無理であり、スハフ4319の補助動力車を連結させるか、C62を重連させる必要があるであろう。
● 「チップLED式室内灯の改良(44系旧形客車)」(2015/6/15)。
● 「テープLEDを使って室内灯を工作する」(2019/4/26)。