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小型のターンテーブル式実験装置を作ろう 牽引力較正の結果

 牽引力の測定データに疑問があったので、ロードセルの再校正を実施しました。その結果、データのドリフトが少し有ったので測定データのグラフを修正し、以前の測定データと比較しました。でも、殆ど変わらなかったので、疑問の要因は他にあるものと思われます。

 

■ EF510-501号機

 最初に測定したEF510-501号機から測定データの比較をしてみましょう。車両は、バンダイ製のBトレ カシオペアEF510+E26系 Bセットの中のEF510(北斗星色)です。動力台車は、KATO チビ凸用動力ユニット (11-109) 小型コアレスモータを使用の最新動力車です。また、「Bトレ電気機関車の前照灯の工作」(2021/6/23)にて前照灯を工作していますが、今回の測定は消灯状態で測定しています。

    

 較正後のデータは、少しは以前のデータに近づきましたが、駄目ですね。測定方法の違いなのか、線路と車輪の状態が違うの判りませんが、データの違いは明らかです。

 

■ EF60号機

 バンダイ製 Bトレイン ブルトレ牽引機特別セット EF58+EF60の電気機関車EF60号機を測定しました。 動力台車は、KATO製 チビ凸用動力ユニット (11-109) 小型コアレスモータを使用を装着しています。また、「Bトレ電気機関車の前照灯の工作」(2021/6/23)にて前照灯を工作しています。

 上記のEF510-501号機と同じモデルの動力車なので、状況は同じです。やはり駄目か。

   

■ EF58-150号機

 バンダイ製 Bトレイン 映画撮影用特別編成列車 旅の贈りものの電気機関車EF58-150号機を測定しました。 動力台車は、KATO製 チビ凸用動力ユニット (11-109) 小型コアレスモータを使用を装着しています。また、「Bトレ電気機関車の前照灯の工作」(2021/6/23)にて前照灯を工作しています。

 この動力車も上記の2両と同じモデルなので状況は同じです。

 

■ DE10-1595号機

 バンダイ製 Bトレイン DE10形 JR貨物新更新のDE10-1595号機を測定しました。 動力台車は、同じくバンダイの動力ユニット5 ディーゼル機関車用 4軸駆動を装着しています。

 パットと見ると、牽引力−車速特性のパターンが少し違っていることが判りますが、制動領域の特性が異なっているのか原因だろうか? でも、全体的な値は以前のデータとほぼ合致しているようです(かなりひいき目に見ていますが・・・・・)。これは、上記の3両と比較すると、トラクションタイヤの有無の違いではないかとも推察されます。

 

■ C56-144号機

 KATO製のC56 小海線 (品番:2020-1)のC56-144号機で、コアレスモータ搭載車です。

 このモデルを測定した最後のデータは、2018年に実施した有線式の測定方法でした。傾斜台を8の字走行させて、モータの回転数とモータ端子電圧を測定ものです。この測定方法は、それなりに自信のあった方法でしたので、この時のデータと比較して見ました。

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 やはり駄目ですね。較正値の変化では無いと判断します。テンダー車付車両や長い車体の車両は、この装置では測定不可であるという結論とします。

 

■ まとめ

 今回の再較正作業の結果として、

  1. 計測部のドリフトが多少あったものの、較正値の大勢には影響ないと判断した。
  2. トラクションタイヤを履いた動力車のデータは、殆ど影響され無い様だ。
  3. テンダー車付車両や長い車体の車両は、この装置では測定不可である

と言えるであろう。

  

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2024/9/29