HOME >> 鉄道模型レイアウト > 遥友鉄道 (1)昭和の街にSLを       (2)車両紹介  (3)大改造  (4)また作り直し

遥友鉄道 昭和の街にSLを

 

  600×900mm のミニレイアウトで楽しんでいます。 その内容を紹介しましょう。

  なお、この記事の内容は、2009/6/9 から 2009/6/17 の間、トレイントレインに投稿したものを再編集したものです。

 

■【昭和の街にSLを】 プロローグ  (2009/6/9 )

 

まずムービーをご覧ください。

1) どこかで見たことのあるレイアウトでは?
2) C56の引く客車はBトレではない?
3) C50のテンダー車が何か変ではないか?
4) NゲージのSLって、本当にミニカーブを走行できるの?

などの疑問を抱いて頂ければシメシメです。

疑問(1) そうです。 講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」によって制作したレイアウトを改造したものです。 この昭和の街にSLを走らせようとするのが、今回の私のテーマです。
疑問(2) Bトレの客車ではSLにやや不釣り合いな気がして、鉄コレの12m級のサイズに合わせて客車を作ったものです。 ついでに室内灯や尾灯も付けました。
疑問(3) KATOのC50をR140のミニカーブを走行出来るようにいろいろトライした結果、C57のテンダーに取り換えています。 理由は今後説明いたします。
疑問(4) この昭和の街はTOMIXのミニカーブの半径140mmで構成されています。 従ってSLはこのR140を走破出来なければなりません。 車両に少し手を加えて走行可能にしています。

これらの細工をこのシリーズで紹介していきます。

 

■【昭和の街にSLを】 ビューポイント 駅西の踏切  (2009/6/11 )

 我が昭和の街のビューポイントを紹介します。 まず、駅の西の方向にある踏切の風景から紹介いたします。

 煉瓦造りの郵便局前にある踏切を、客車を引いていくSlが通過していきます。

SLの煙とドラフト音を想像しながら覗き込んでいます。

 

 

      .

■【昭和の街にSLを】 ビューポイント 駅南の踏切 (2009/6/14 )

 駅の南にある踏切もビューポイントのひとつです。 駅前の広場に通じる踏切で、正面から見えるところです。 C56とC12を走らせて見ました。

 

 ムービーは、街の駅のホームに入るC12です。
 R140のミニポイントもスムーズに通過しています。
 操作は手動で実施しています。

 

■【昭和の街にSLを】 レイアウトについて (2009/6/15 )

 

   .

 わが昭和の街のレイアウトについて紹介致します。 講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」によって制作したレイアウトが埃をかぶっていました。 色々な車両を走らせて楽しむ自分にとって、このレイアウトはすぐに飽きが来ていたのでした。 そして、新RT鉄道を作成した時、古いRT鉄道をばらしたレイアウトボードが残っていました。 このTOMIXの600×900mmのボードについて、その活用方法を考えていた時に、昭和のレイアウトを拡充することを思いついた次第です。

 最初の写真が、600×900mmのボードの上に昭和のレイアウトをのせ、レールを仮置きして試運転をしているところです。

 昭和のレイアウトとボードの段差は20mmに設定しました。 勾配は約4%です。 昭和のレイアウトとの接点は、R140×30°の曲線を外し、クロッシングレールに取り換え、平面交差での2重旋回路としています。 右端には一応簡単なヤードとしました。 昭和の右上の山も何とか生かしたいと考えました。

 次の写真が古いRT鉄道で使用していたレイアウトボードです。 昔の廃線跡が見受けられますが、上塗りするので気にしないことにしました。 線路の設置場所をけがいています。

 8割程度完成したのが最後の写真です。 手前に新たな道を作り、左(西)の踏切につながるようにしました。 このとき、かどの建物 (お風呂屋さん) がアンマッチだったので、町工場に置き換えました。 右上の丘は、段々畑 (現代風に言うと棚田) を作り昔の風景を作る予定です。

   .

  コントローラなどを置いておく棚をボードの下に設け、左右と後方には脱線時の車両落下を防止すべく壁を設置しました。

 このレイアウトを作りながら、Bトレなどを走行させて遊んでいましたが、ふとSLを走らせたくなった次第です。


     “昭和の街には、SLが似合うのでは・・・・・・・”

 

■【昭和の街にSLを】 田舎風のバス停 (2009/6/16 )

 南西の方向に田舎風のバス停を設置した。 下の駅への下り坂も作り、ボンネットバスも置きました。 外側の路線は、菜の花畑を通って上りのカーブとなっており、SLの走行シーンが楽しみです。

 

■【昭和の街にSLを】 下の駅と段々畑 (2009/6/16 )

 

 手前の下の段に島式の駅を設置しております。 駅名はまだ考えていません。 ホームの中ほどには、センサーレールを組み込み、自動運転が出来るようにしています。
段々畑はまだ作業中です。 全部を水田にしようか迷っています。

    .

 ヤードは一部線路を追加して、D51を置いております。 例の動かないBトレですが、様になっているでしょう!

■【昭和の街にSLを】 ビューポイント遠望 (2009/6/17)

 昭和の街を少し離れて見ることにします。
「昭和の鉄道模型をつくる」オリジナルのレイアウトとの繋ぎなど、違和感のないようにしています。

 走行させているSLは、マイクロエースのC56と86です。
 引いている客車はスハ43などです。

  

 

■【昭和の街にSLを】 SLの走行 (2009/6/17)

 この昭和の街のレイアウトを走行できるSLは、現在、5種6台持っています。 左のムービーはKATOのC50デフなしです。 下左の写真はC56、下右の写真はC56とC12です。 また、 SLは半径140mmのカーブを走行させるため、少しずつ手を加えています。 そして、時々脱線したり、ギクシャク走行をしているものの、なんとか気持ちよく走行しています。