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遥友鉄道 大改造

 

  600×900mm のミニレイアウトで楽しんでいます。 今回ついに大改造を実施しました。 その内容を紹介しましょう。

  なお、この記事の内容は、2009/10/2 から 2010/4/23 の間、トレイントレインに投稿したものを再編集したものです。

 

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■ ついに大改造?昭和の鉄道模型  (2009/10/2 )

 この春以来、講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」によって制作したレイアウトを改造し、この昭和の街にSLを走らせようとミニレイアウトを作って来ました。 しかし、だんだんと欲張って、リバース線を設けようとあれこれ検討してきましたが、ついに大改造を実施してしまいました。

 サイズは600×900mmのままです。 7月頃検討していた自動運転によるリバース運転は不安定で、バック運転など脱線しやすいので放棄しました。 今回のレイアウトは、両方向リバース線が成立する8字型のレイアウトを中心にして、小さなボードの上を3周もするエンドレス構成とし、全面的に構成しなおしました。

 

作るのも楽しいが、壊すのもまた楽し。

 

 坂あり、トンネルあり、鉄橋ありで 「五目ご飯」 の様ですが、 ストラクチャ類は 「昭和の鉄道模型」 を流用し、 「昭和」 と 「SL」 は継続しています。 手前の高架部分がやや目障りですが、盆地の中の田舎町を再現しようとしました。

  そして、今回のテーマは「灯り」としました。  室内灯、建物の照明など、作りこんでいく予定です。      

 

■ すごいぞTOMIXのC57 ミニレイウトを走行する  (2009/10/2 )

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 大改造した昭和の街にC57が走行する!。

 先日発売されたTOMIXのC57を偶然入手しました。 行きつけの模型屋にレイアウトの部品を買いに入ったところ、新製品棚に鎮座しているC57を見つけました。 最後の一台とのことで迷わず手を出したしまいました。

 車両の裏側をしげしげ観察すると、ひょっとしてR140の曲線を走行出来ると直感し、改造中のミニレイウトに載せてみました。

      なんと、R140のカーブもミニポイントもスーイスイ!

 車両側は、手直し不要でした。 欲張ったレイアウトのため、ミニポイントやXクロスを多用するこのミニレイアウトを完全走破出来る機関車は、少数しかありません。 レイアウト側は、C57のキャブが大きくオーバーハングするため、一部の電柱や崖を移動したり、削ったりしましたが、大変更は必要ありませんでした。 スローも充分に効きますので、手作りの12m級客車を引いて走行する有様は、まさに貴婦人そのものです。 これでいっぺんにTOMIXファンになってしまいました。

   

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■ ミニレイアウト完成  (2009/10/22 )

 大改造中であったミニレイアウトがほぼ完成しました。 今回のテーマであった両方向リバース線や 「灯り」 もうまくいきました。 当初の配置から、気に入らないところを修正しましたので、10/2 時点での写真と異なっている部分があります。 左側の8の字の中は、180度近くも回転させ、坂道を正面近くに持ってきました。 坂道の延長として、線路の下のガードと踏切を新設して変化を付けました。

 “谷あいの小さな町を走るSL夜行列車” の雰囲気が多少とも出てきた感じです。 このミニレイアウトには、3本の列車を交互に走らせることが出来ます。 右の写真のように、レイアウトの横から見るとその様子がおわかりと思います。

 横から見るの?  自分の机 (パソコン台など) はレイアウトの左にありますので、パソコンを打ちながらチラチラと見て、一人満足しています。

 

 

 

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■ ミニレイアウトの灯り  (2009/10/22 )

 

 今回のテーマの一つである「灯り」について、うまくいったと思っています。 苦労しましたが、Bトレの客車には室内灯と尾灯を組み込みました。
 街の灯りは、ジオコレの電飾キットを2セット使用しましたが、左側の山の手の街や街灯、ホームの照明などはLEDを使って工作しました。 電源はパワーユニットのTCSから取っています。

 建物の灯りだけでは寂しかったので、街灯を手作りで作りました。 やや明かりすぎる様ですので、今後手を加えるつもりです。 ホームの照明も何とか雰囲気を出すことが出来たと思っています。

 

 

 

■ C50とBトレスハ43の夜行列車  (2009/10/24 )

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 機関車はKATO の C50 です。 客車はBトレのスハ43 の4両編成です。 LEDを使って室内灯と尾灯を組み込みました。 その工作内容は、「Bトレ台車の集電化加工に四苦八苦」を参照下さい。

3分40秒の長いムービーですが、夜景の中を走る夜行列車は如何でしょうか。

 発車のサウンドと動作がアンマッチですが、スロースタートをコントロールするのは難しいですね。 C50にヘッドランプが点灯すると完璧だったのですが、今後の課題とします。

 サウンドは、携帯デジタルプレーヤーにパソコン用の外付けスピーカつなげて台の下に収めています。 レールのギャップ音と共に好きな歌( 磯部 俶 作詞作曲 合唱曲 「遥かな友に」 )をBGMとしました。

  そして、この鉄道を「遥友鉄道」と命名することにしました。

 

 

■ 96がひく貨物列車  (2009/10/25 )

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 遥友鉄道では、貨物列車も走行します。 KATOの96と2軸貨車など色とりどりの編成とし、昭和の時代を再現しました。
牽引力にはまだ余裕があり、貨車はまだまだ増やせそうですが、待避線の長さの関係でここまでです。
 600×900mmのミニレイアウトながら、走行を楽しんでいます。

今週には、KATOより96の再生産品が発売されますが、最近の流れのようにスローの効いた走行性能を期待しています。自分もデフなしの予約を入れています。

 

 

■ ミニレイアウトを走る96の3重連  (2010/04/23 )

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 何カ月振りかにブログを投稿いたします。

 我がミニレイアトの遥友鉄道において、96の3重連で貨物列車を引かせてみました。 67パーミルの峠越えや、R140×150°のヘアピンカーブ、ミニポイントなどの難所を力強く走行しています。

  ビデオの編集は、まだまだ未熟で、音と映像が合致していませんが・・・・・。 でも、SLの走行音はいささかオーバーで豪快ですが、如何でしょうか。 手直ししたカーブするガーター橋もなかなかいい感じになってきました。

 SLは、先頭から、マイクロの39679、 カトーの9600とデフ付きの3台です。 貨車は、2軸貨車は脱線しやすいため、ミニレイアウトに適応する短いボギー車を集めました。 67パーミルの坂道は、2重連でも充分に登りますが、マイクロの96が手に入りましたので3重連にしてみました。

 半径140mmのカーブを走行させるため、重連部の連結部を細工してあります。 (詳細は工作室へ) 

 

■ いろいろな作りこみ

 暇を見ては、気になるところなどに手を加えて来ました。 手前の高架橋がどうも気になります。 視野を遮ってしまい、その奥の街が低い位置から良く見えません。 そこでカーブしているものの、ガータ橋に変更してみました。 真鍮板を加工しての手作りですが、曲げ加工がうまく行きませんでした。 まあ、いいか!

 
 

 

ガータ橋の高架部分を走っているSLを見ていると、「銀河鉄道 999」 の様ですね。 ガード下や鉄橋の近くもいい雰囲気となりました。

 

 SL以外にも、キハ58や115系湘南色も懐かしい車両ですね。

 

 

 

■ 最近の状況

  またまた、レイアウトを作り直してしまいました。 作るのも楽しいですが、壊すのも楽しいですね。 ⇒ (4)また作り直し