HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト 機関区の整備

物置部屋のレイアウト  機関区の整備

■ はじめに

 物置部屋レイアウトの工作も第二の山場に差し掛かった。 全体のレイアウト配置と大まかな地面工作が出来たので、地面工作の作り込みと建物類の照明工作に取り掛かっている。 今回は機関区に手を入れたので、その内容について報告する。

 

■ 雪景色ゾーンと機関区ゾーンとのつなぎ

 先の工作した雪景色ゾーンと機関区ゾーンは隣り合わせている。 このため、機関区ゾーンの一部は雪景色に仕上げている。 下にその様子を示す。

 鉄橋の向こう側は窓際となっているので、簡単な建物と樹木を配置して鉄橋の背景代わりにしている。 その建物にもサブプレートを使って照明を施すことにした。

 4軒の内の3件に照明を配置した。 小さな1件は鉄道用の作業小屋であったが、ここでは村の消防用小屋と位置つけて照明を入れ無い事にした。 サブプレートとして再利用のベニヤ板を使い、ここにLEDを直接差し込んで裏側で配線している。 配線後はテープを貼って配線を保護した。

 点灯テストの状態を上に示す。 LEDは電球色を使用している。 その後、軽い紙粘土で地面を工作して雪景色として仕上げている。 このサブプレートは奥の方に設置するので、雪パウダー等での仕上げは省略している。

 

■ 機関区ゾーン

 機関区ゾーンの全体を下に示す。 このゾーンは、ヤードの造作」や「機関区の造作」にて紹介したように、奥の幹線線路を構成するベースの上に、二つのプレートを載せて構成している。 奥の丘の上の建物には、配線工作が面倒なので照明無しとして工作をサボル事にした。

 ヤードのポイント類を配置した「機関区プレート」について、以前はヤードプレートと称していたが、名称を変更することにした。 この機関区には、KATO製の木造機関庫 品番が 23-225 を配置している。 その照明は以前の工作状態をそのまま使用した。 下左の写真。 同じくKATO製の機関区施設セット品番が 23-233 の建物群をそれらしく配置し、 一番端の建物は、GMの信号所キットを組んだものである。 下右の写真。

 それぞれの建物には電球色LEDを取り付けているが、乗務員詰所は2階建てになっており、1階用とは別に、2階用の足の長いLEDを組み込んでいる。 さらに野外には構内や線路を照らすために、再利用した街灯を3ヶ所設置した。

 ターンテーブルをせっちしているプレートには、扇形車庫内に照明を設置してあるので、これもそのまま活用した。

  .

 照明用の配線はサブプレートを設けずに、プレートの裏側に直接配線し、幹線との接続は雪景色ゾーンと同様な方法で実施した。 その様子を撮影するのを忘れていました。 撮影にはプレートを裏返す必要があり、このためには線路やポイントの配線を外す作業となるので、この報告を省略しました。

 構内は、バラストで仕上げようか、絵の具で色を付けるだけにしようか迷ったが、結局は、TAMIYAの情景テクスチャーペイントのITEM87109-800 土ダークアースを使用して茶色い地面を表現し、草原はKATOのターフ若草色( 24-312 ) を使用した。

 ダークアースは土色で、ざらついた地面を表現しているので愛用しています。 また、ターフは深みのある緑色なので今回は多用しています。

 ターフを固定するために木工ボンドを薄めて使用しましたが、ポイントの可動部に侵入しないよう注意して塗布したものの、やはりトラブルが発生してしまった。 仕上げ後にポイントの作動チェックを行ったところ、C1ポイントが作動不良になっていたのです。 手動でも動きにくかったので止む無く周りの線路ごと取外し、分解掃除とあいなりました。

 ソレノイドで吸引される可動部品と底板の間にボンドが侵入した形跡があり、ボンド固形品によって動きが邪魔されていました。 この固形物をゴシゴシと削ってメンテナンスを実施しました。 充分に注意したつもりですがやはり危ないですね。

 

■ 点灯チェック

 夕方、暗くなってから点灯状態をチェックした。 ゾーン全体様子を下左の写真に示し、雪景色とした奥のサブプレートの部分を下右に示す。 上に示した単体での写真とこの写真を見ると右の建物の光具合が隣の建物と異なっている。 同じLEDを使用したつもりなのに・・・・・・・・・? 古いコンパクトカメラで撮影しているので撮影具合は信頼できないようである。 新しいカメラが欲しくなりますな・・・・・・・!

 木造機関庫、機関区施設、信号所および街灯の点灯状態を下に示す。

 また、扇形車庫内の照明の様子も下に示す。

 まだ、細部の仕上げを残しているが、それは後回しにして、次のゾーンの工作に移ることにしよう。