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棚の中のレイアウト(3) やり直し

 長年愛用してきた物置部屋の固定レイアウトは、断捨離の餌食となって解体されてしまった。でも、Nゲージ車両を気楽に走らせることが出来る固定レイアウトとして、棚の中間スペースに「棚の中のレイアウト」として再構築していた。「棚の中のレイアウト その1」(2024/1/18)

 一時は、「棚の中のレイアウト(2) レールの調整」(2024/1/21)や「棚の中のレイアウト テスト走行」(2024/1/21)のYouTubeで走行動画を紹介したように、工作は進んでいたが、他のテーマに取り組んでいたいたこともあり、その工作は遅々として進まなかった。 さらに、その報告もなおざりの状態であった。

 でも、およそ一年後に再びスイッチが入り、最近では工作を再開しています。 そこで、サボっていた途中の工作状況を、保存されていた写真と動画で簡単に紹介することにしましょう。

 

■ 実施していた工作 ストラクチャの配置

 まず、捨てるには勿体ないと思っていた雪の街並みを再利用することにしました。

 動画でも撮影していたので紹介しましょう。

 部屋にある蛍光灯は棚の中までには届かないので、昼でも薄暗い状態です。そこで、テープLEDを使った照明を棚の裏側に設置しました。電源はDC12VのACアダプタを使用しますが、さらに、可変抵抗を使って明るさ調整を実施することにしました。

 また、街の明かりも少なかったので各建物ごとに照明を設置しています。その様子を紹介しましょう。

 

■ レイアウトの不備

 このレイアウトは、金属製の棚の中間部に、無理やり押し込んでいるレイアウトである。

  1. サイズは、1420×930mm の大きさで、畳一畳よりは横幅は狭く、奥行きは深い、少しいびつな寸法である。また、開口部は、手前側のみで、他の3方は壁となっているので、奥の方には手が届かない。
  2. このため、奥に設けたポイント部で脱線すると、そのメンテナンスが大変であった。
  3. ベース台は、持ち上げたり取り外したりして工作が出来ない。

 このため、2024年6月頃に、レール配置を一からやり直しました。ポイント類は手の届く手前側か横側に設置し、奥の周回路部は少し持ち上げたレイアウトに修正した。その時の状態を下に示します。

 レール配置は現物合わせで実施しており、その記録はレイアウト検討時のメモのみであった。写真や動画の撮影はサボっていたようで残っていなかった。このため、詳細は不明である。少し無理のある接続部分もあったような記憶があるが、車両は無事に走行出来たようである。

 また、ストラクチャも配置してレイアウトらしく仕上げたつもりであるが、今となっては思い出せないのだ。

 

■ レイアウトの解体と再出発

 改良後のレール配置にはやはり不満足であったようで、その後は放置されていました。

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 しかし、今年の春になって、何のきっかけなのか思い出せないが、突然動き始めました。 近くに住む娘に「お父さんのやる気スイッチが入ったようだね」と言われてしまいました。ぼんやりとしている老人よりも、動きまっている老人の方が安心ですよね。

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 というわけで、解体前の状態の撮影を忘れていましたが、解体後は下の写真のようにすっきりとした状態です。

 新しく考えいたレイアウトは、150cm×90(45×2) cm の棚の右の足の部分を超えて、部屋いっぱいの幅を利用することが出来ないかと考えていました。即ち、180cm×90 cm の一畳サイズのレイアウトです。

 このサイズは、およそ15年前に取り組んだRM東海と銘打ったレイアウトと同じ寸法であるが、細かな細工が出来ないのでシンプルな構成にしようと考えています。次回よりその様子を紹介することにしましょう。