HOME >> 鉄道模型工作室 > 名古屋鉄道 5500系電車の電飾工作 その1
今まで手を加えていなかった電車類の電飾工作を実施しています。 今回は、グリーンマックスの板キットを組付けた名古屋鉄道 5500系電車の4両編成の電飾工作を実施しました。
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■ 動力車の工作
この編成は、マイコレクションの「名古屋鉄道 5500系急行」にて紹介した編成です。 鉄道模型を始めた初期の頃に、グリーンマックスの板キットを組付けたものです。 工作は、最初に2007年8月に1セット目を組付け、その後10月に2セット目を組付けました。 このため、塗装の色が違っていますが、そのままですな・・・・・・・・・・。 キット品は、
です。 GMのホームページによると、この商品は今年再生産されているようです。 少なくとも15年も前のモデルの再生産とは驚きですね。
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室内灯の電飾工作を実施するにあたって問題となるのは動力ユニットなのです。
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使用していた動力ユニットは、GM製のユニットですが、左の写真のよおうに、大きな黒い重りが室内をすべて占領しています。 このため、室内灯を設置しても意味がないのです。
そこで、室内の低床化が必要なのです。 再生産を案内しているGMのホームページによると、動力ユニットとして 18.5m仕様のコアレスモータユニットを紹介していました。 このユニットは、「GM製コアレスモーター動力ユニットを名鉄2200系に装着(1)」(2019/7/18)にて、名鉄2200系の2モータ式動力ユニットと交換装着していました。 そして、交換された2モータ式動力ユニットがストックされていたので、このユニットを活用することにしました。
問題となったこの2モータ式動力ユニットですが、幸いにも所有していたユニットでは問題は発生していませんでした。 性能測定「名鉄空港特急2200系 2401 号車」(2016/6/24)の動力特性の測定も参照してください。 しかし、心配だったので、まず片方のモータを取り去ったワンモータ状態でレイアウトを走行させたのですが、4両編成の状態では、登坂出来ませんでした。 やはり2モータが必要でした。 ギクシャク走行などの問題は無かったのですが、スムースな走り出しが苦手なようで、手でつついてやるなどの補助が必要でした。
他の動力も無かったし、新しいコアレスモータユニットも投資したくなかったので、この2モータユニットを活用することにしました。
動力ユニットを交換した状態を上にしめします。 すでに室内灯を工作済みですが・・・・・・・・。 手を加えた部分として、先頭側の端部を上右の写真の様に一部切り落としました。
問題は車体との位置決めなのです。 車体内側の出っ張りが邪魔をしてユニットが装着できませんので、凸部を削り落としのですが今度はストッパとなる部分がありません。 そこで、シャシー側面の機器類を 1mm 厚さのプラバン上に張り付け、その出っぱり部分で車体を止めることにしました。 でも上右の写真の様に車体のスカート部分からはみ出して見えるのです。 他にうまい工夫が見つからなかったので、これで誤魔化す事にしました。
再生産キットの場合は、この部分の対応が出来ているのでしょうかね?
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■ トレラー車の集電化工作
次に、トレラー車の集電化工作を実施しました。 シャシー側の工作方法は前回と同じです。 このセットのシャシーには、大きな重り板を使用しています。 この後に取り付ける集電板とのショート防止のためにMTテープを巻きつけてはめ込む予定です。 また、端部については、台車のピン受けの補強も兼ねて、厚さ 1mm のプラ板にて補強しています。
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集電可能な台車は、先回注文していた西武クハ4709用TR11(品番:14320-1D)を使いました。 これは、あてずっぽうに注文した台車の一つで、選んだ理由はありません。 ただ台車の色が灰色だった事でしょうか!
カトーさんのホームページの情報が乏しかったので、色とカプラーの形状だけで選択しています。 このような用途の想定外で迷惑なユーザーはオレだけなのかな。 本当に正規の台車を必要とするユーザーには悪いような気がします。
でも、あてずっぽうで注文した3種類のうち、一種類は失敗でした。 注文したのはサハ885ソニック用台車(品番:4433-1D)です。 使用しようとした時にびっくりです。 台車のピンの位置がとんでもないところにあり、さらに集電氏の位置も違っていました。 これでは使用できませんのでお払い箱行きです。 小さな写真だけでは分かりませんでしたね。
集電板は中央部に段差があったので、これに沿って折り曲げています。 そして、室内灯を入れることで車内が丸見えになるため、座席シートを工作しました。 目がしょぼついているので筆塗りがいい加減です・・・・・・・・・・・・・・(´;ω;`)。
キットを2セット使って4両編成としています。 全車両には室内灯を設置し、先頭と最後尾の車両には前照灯と尾灯を工作しています。
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上の写真は両端から見た編成状態です。 また、裏側の状態を左に示します。 このモデルは先頭部分が膨らんでいるのでカプラーが届くのか心配でしたが、2両目と3両目の間は、問題の無い間隔で連結できていました。 やれやれです。
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次回は尾灯と前照灯の工作を報告いたします。
2022/5/25 作成