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遥友鉄道 少し立体的に

 

  600×900mm のミニレイアウトで楽しんでいます。  「遥友鉄道」と名づけて小型車両を走れせていますが、今回も、またまた改造してしまいました。 その内容を紹介しましょう。

 

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■ またまた手をいれる遥友鉄道

 今まで楽しんできた 「遥友鉄道」も、中央部を少し高くしてしまったのがどうも気になってきました。 そこで、もう少し立体的になるように、奥のゾーンを高くする改造を実施しました。 改造が完了し、画像を編集する段階で、改造前の写真が見当たらない事に気付きました。 あれー! そういえば記録くしておこうと思いながら忘れてしまっていたようですが、もう手を入れた後の事になってしまい、後の祭りです。

 2010年12月18日に、「遥友鉄道 (4)また作り直し」として報告したのち、たしか昨年の秋ごろ、寂しかった左奥の角を改造していたのです。 鉄橋の撤去、丘の新設、それに伴うトンネルの新設などの工作をしていますが、その時の写真が有りません。

 なんとか見つけ出したのがビデオ画像でした。 2012年8月29日報告の「ワールド工芸の南薩5号機を組立てる」の走行動画の中で撮影していました。 そのビデオから切り出し画像が下の左の写真です。 before / after のごとく、今回の改造前と後を下に並べてみました。 奥の中央寄りのゾーンが高くなり、より立体的なレイアウトにする事ができました。

  

 

■ レイアウトの工作

 今回の改造は、奥の部分を高くするために、左奥の丘を延長させることですが、中央部のリバース機能を持たせた8字形の線路が邪魔となっていました。 しかし、このリバース線は、苦労して作ったものの、脱線も多くて殆んど活用していませんでした。 そこで、思い切って撤去することにしました。 リバース線の撤去と丘の部分の造作途中の状態を紹介します。

 

 このレイアウトのサイズは、600×900mm で、トミックスの線路を使用した3重のエンドレス周回路を構成しています。 中央部の周回路は、半径 140 mm のミニカーブレールを使用し、その外側の曲線は、 半径 177 mm のレールを使用しています。 クロッシング部は15°と30°を使用し、ポイントは280-30 のRとLを使用しています。 小型蒸機の脱線防止のために、半径 140 mm の部分は少しスラックが付くように改造しており、 さらに、KATO のフレキシブルレールを上下逆にしてガイドレールを構成させています。 また、高低差は、35 mm あり、最大勾配は44パーミルです。

 工夫としては、線路のクロス部分にトンネルポータルを設置することによって、幅が小さなポータルが使用出来るようにしました。 

 

 

 延長した丘の上には、村の小学校を設置し、高台にある学校風景を作っています。 そして右の街並み構成するサークルを少し左に移動させ、丘の上の街並みと続いている様な雰囲気としました。

 

 

 基本の構成が出来上がりましたので、フォーリッジ・クラスターを貼り付け、樹木を設置して仕上げます。

■ 完成したレイアウト

 仕上がった状態が下の写真です。

 

 

 

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村の学校は緑に囲まれた高台にあり、坂道とその上にあるしゃれた喫茶店、赤いレンガ作りの郵便局、なかなかいい雰囲気に仕上がっていると自画自賛しています。

 

 

■ 走行風景

 早速、小海線の列車を想定してSLと旧形客車を走らせてみました。 SLは勿論、KATO のC56です。 

 

 客車はこのミニレイアウト用に作った「12m級 S系客車」を使用しています。 

 

 

 

 機関車といい、客車といい、このミニレイアウトにピッタリのサイズと自分では思っていますが、如何でしょうか?

 

 

 客車には室内灯を仕込んでいますが、12Volt用の麦球を使っていますのでかなり暗くなっています。 電圧が低くても機関車は低速でスムースに走行するためなのだが、LEDに変更する必要があるかも知れません。