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新レイアウト ストラクチャを置いてみる 

 

 ■ ストラクチャを置いてみる

 線路の設置作業は、まずまずの出来上がりでしたので、手持ちのストラクチャを全部出してきて、それぞれのゾーンに置いてみました。 あっちに置いたり、こっちに置いたりしながら、風景作りを始めました。

 まず中央部の街作りです。 ホームと橋上駅を置いています。 ホームを長くしたために、ホームが足りません。 かなり補充する必要があります。 また、街のビル街も寂しそうです。 これも補充する必要があります。 

 駅前は交差点にしようか、広場にしようか思案中です。 高架線の奥は高台でも良さそうですが、それでは駅前が寂しくなりそうです。 左側には予定通りに扇形車庫を設置しました。

 転車台と扇形車庫はなんとか収まりました。 折角の線路も何本か省略しましたが、仕方の無い事です。 給水塔と石炭置き場が必要ですね。

 ヤードはなんとか押しこみました。 10本の留置線を設ける事が出来、さらに、EL用の留置線も欲張ることにしました。 貨車の向うに止まっているのは、Bトレのカシオペアです。 何時かその走行シーンを紹介しましょう。

 下の写真は、引上げ線と転車台を制御するパワーユニットです。 ポイント用のスイッチボックスには記号を付けなくちゃ混乱しそうです。 右の写真は、ヤードのパワーユニットです。 こちらはKATO製で昔のラベルもそのまま利用しています。

 こちらのパワーユニットは本線用で、内回り用と外回りようです。 この台も再利用です。 レイアウト台の手前には、立派な「かまち」を取り付けました。 とは言ってもこれも再利用です。 昔の傷跡が幾つか残っていますが、最後には化粧紙でも貼れば隠れるでしょう。 右の写真は引上げ線の高低差の様子です。 ベニヤ板を木片で支えていますが、レイアウトとしての風景として、どうように仕上げるか頭を悩ましています。

 

■ 手を加える

 ただ走らすだけでは面白くありません。 レイアウトとしての風景も作っていく必要があります。 風景作業も少しずつ進んできましたので、工作途中ですが、それらを紹介していきましょう。  まず西半分の全体を見回したのが下の写真です。 ヤード、引上げ線の旋回路、扇形車庫、中心街、ホームなどが見えます。

 まず、左の方から紹介します。 ヤードには、信号所などの鉄道関係の建物をおいて、雰囲気を出します。 次に、引上げ線の旋回路の中央部は、古い建物を集めてチョットした家並みゾーンにし、真中に道を通して、右のゾーンとヤードゾーンをつなぐ道路を設けることにします。

 転車台の回りには、建物を配置して雰囲気を出しましょう。 その右奥は出来れば町工場のある下町にしようかと思っていますが、ストラクチャが不足しています。 解体した「昭和の鉄道模型」の背景図を置いてみましたが、しっくりいきませんね。

 街の中心部には路面電車を引いています。 やや街らしくなってきました。 右の写真のように、高架線路の向う側は、背のあるビルを配置してビル街を作ってみようと考えています。 ビルの補充も必要です。 手前の駅前には古い小さな商店を並べてすこしやぼったい街並みを考えています。 登山電車の出発ホームも設置しました。

 駅前の空間が楽しみです。 右(東)のゾーンは、登山電車と田舎の風景の予定です。

 山のふもとは、棚田を設け(これの再利用です)、真中にはサツキとメイの家を持ってきました。 回りには民家をポツポツと置く予定です。 登山電車のスイッチバックと麓からのアプローチ線路も作りました。

 自分流の地面作成方法は、発泡スチロールと軽い紙粘土を使用して形を作り、その上にターフ、フォーリッジ、あるいはバラストを播いたり貼り付けたりして仕上げていきます。 軽く安価な素材であることも、使用する理由ですが、一番の狙いは解体が容易な事です。 そして、ベースなども容易に再利用出来るからです。 ベニヤ板などに直接ターフやバラストを木工ボンドで接着すると、削り取る時に苦労するからです。 線路のバラスト播きも、この紙粘土作業が終わった後に実施します。

レイアウトプランの検討  レイアウト台の製作  道床製作と線路の設置