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RTM東海 その2

 

 

■ 第4世代のレイアウト

 車両もだんだん増えてきました。 SLもいいし、客車や貨車を使って入れ替えも楽しそうだし、孫達は新幹線派で、編成の長い車両を走らせて見たくなりました。 このジャンルが定まらない上に、色々な慾が出て、結局はぐるぐる巻きのレイアウトが出来てしまいました。

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 右の写真が横から見た状態です。線路は3層構造になっており、最上層は高架線路です。 中間層には3面5ホームの駅を設け、下の層は目の前を通過する直線路と共に、地下のヤードへの引上げ線への分岐を設けています。

 最上層から最下層までは、大きなS字カーブを描いて一気につながる坂道となっています。 坂の斜度は40パーミルの設計としました。 8の字の中央空間を利用し、右側は都市として路面電車を配置する。 左側は山岳地帯として登山電車をイメージした単線を配置しました。 路面電車は色々構想しましたが、8の字形の周回路に落ち着き、登山電車は単線で往復することにしました。
  さらに今回は、下の写真の様に地下ヤードを設ける大工事も実施しました。

 

 地下のヤードには、機関区、電車区、貨物客車区を設け、地上階とは、KATOの単線高架曲線線路R315-45°を22本使用して螺旋状に2回と3/4周した構成としています。 勾配は1本で10mm下がるKATOの推奨勾配を取り入れ、1周で80mm下る設計としました。 当初はターンテーブルが手に入らなかったため、直線路で機関区を作っていましたが、ターンテーブルと円形車庫を入手後にレイアウトを大幅に改造して現在に至っています。

 

 レイアウトは随時手を入れて行き、あちこち改造中で、いまだに未完の状態です。 登山電車と路面電車単独では面白くないので、郊外線をイメージして連結してしまいました。 駅の5番線ホームを改造してこの郊外線用のホームにしたり、登山電車にはカーブするアーチ橋を設けたり、自動運転ユニットを導入して郊外線・路面電車・登山鉄道の自動運転が出来るようにしています。

 

   

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 本線上では、300系、500系、700系、N700系の新幹線の車両がずらりと停車しています。 この新幹線を東海道新幹線に見立て、このレイアウトを “RTM東海” と呼ぶことにしました。 RはR君、TはT君、Mは小生のイニシャルです。

 

 すると、登山鉄道は “茶臼山登山鉄道”、 郊外線は “奥三河鉄道” 、路面電車は? となりますかな。

 

  

 窓には、孫達から爺ちゃんへの誕生日プレゼントである日車夢工房の 「メロディ&ボイスクロック」 Series N700 Edition が鎮座しています。  あの新幹線の車内放送が流れる目覚まし時計です。 嬉しいですね。

 なお、これと同じ目覚まし時計を、今度は爺ちゃんから孫達への誕生日プレゼントで贈っています。 ということは3人とも同じ物を持っていることになります。 そして、それぞれ自分の宝物にしています。

 

 

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■その後の改良

 新幹線車両の増結によりホームの長さが足りなくなってきました。 そこで、線路をやりくりして、8両編成の新幹線まで止められるように改造しました。 左の写真 (2010年7月現在)。 2番線の出発信号機が設置出来ず、ついには、センサ部分と信号機本体部分を切断して設置しています。

 また、都市部の配置も変更し、外部との連絡道路として右端に踏切を新設して中央部に幹線道路を設けています。 建物の照明も逐次組み込んでいますが、まだ未完の状態です。

  下の写真は、現在のレイアウトの全景です。