名鉄 2001号車 (TOMIX製動力)

● この車両はGREEN MAX の名鉄空港特急ミュースカイ  基本4両編成セット(品番:4051 )の動力車である。

● 主要諸元はまだ未測定である。

連結面間距離
 
車体全重量
74.6 グラム
ギャ比
 
台車中心間距離
 
台車軸距離
14.0mm
動輪直径
 

● この車両の動力ユニットは、当初はオリジナルの2モータ式動力ユニットが搭載されていた。 その後、新しく発売されたコアレスモーター動力ユニットに交換した。 「GM製コアレスモーター動力ユニット」()参照。 そして、動力特性などを調査するも、「名鉄特急3兄弟を整備するも・・・・・・・」(2020/6/22)や、「レイアウトの大掃除」(2022/6/4)などで報告の様に、調子はいまいちであった。 このような訳で、現在はTOMIX製の動力ユニットFD(DT61付) 品番:0645 に交換している。  「名鉄3兄弟の動力ユニットの交換と電飾工作」(2022/6/25)参照。

 

分解調査

● 装着しているTOMIX製の動力ユニットFD(DT61付) 品番:0645 の分解調査は、同じ品番の動力ユニットである「名鉄 1051号車 (TOMIX製動力)」(2022/6/25)を参照してください。

 

動力特性

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 新しい動力特性測定装置と処理ソフトを使用して動力特性を測定しました。 測定装置などについては「動力特性の新自動測定システムを使う」(2022/6/16)を参照ください。

● 測定条件

 測定時の状態を下に示す。 

 

1)速度特性:

 動力車の速度特性として、速度・電圧特性と電流・電圧特性を下に示す。

 車速・電圧特性について、電圧が4ボルトでスケールスピードが90Km/h となり、鉄コレと同様にやや速めです。 電圧を8ボルト以上にすると新幹線よりやや遅いスピードが出ますが、同じ動力ユニットの名鉄 1051号車 (TOMIX製動力)よりもスピードがおそくなっています。 電流値も同様に100mA程度です。 この値は、テープ式室内灯を装着している状態です。

 走行音は鉄コレ動力ユニットほどではありませんが、かなり大きめです。 やはりギヤの部分でしょうか。

 

2)牽引力特性

 スケール速度が通常運転範囲として、80Km/h 〜180Km/h程度になるような電圧値を設定して牽引力を測定しました。

 スリップ領域での牽引力まで調査しようとして、やや重い重り車両を使用したのですが、事前の調査不足で限界まで測定できていません。 しかし、25グラム以上はあるようです。 また、制動領域での偏移点は約10グラム近辺で、ウォームギヤのかみ合い状態が変化していると判断します。 この値はKATO製よりも大きいですが、動輪側の摩擦抵抗が大きいと思われ、車輪からの集電機構の違いと思われます。